ビジネスWi-Fiで会社改造(第44回)
ビジネスWi-Fiで"学び"が進化する
寒さの厳しい季節は、冷えによる自律神経の乱れなどが原因で倦怠(けんたい)感や疲労感、イライラなどの不調に悩まされやすい時期です。不快な症状に負けずに朝からエンジンをかけてやる気や集中力を高めるには、「朝食」で栄養を補給し体を温めることが重要です。朝食で心身を目覚めさせ、スムーズに仕事モードへ切り替えましょう。
朝食は脳と体を活性化させる重要な栄養源です。ご飯やパン、麺類などの主食に豊富に含まれる炭水化物は、ブドウ糖に分解されて脳のエネルギー源となります。肉や魚、卵、豆製品などに豊富に含まれるタンパク質には、睡眠中に下がった体温を上昇させる役割や、エネルギーや熱を生み出すのに欠かせない筋肉をつくる働きがあります。野菜や果物、きのこ類に豊富なビタミン・ミネラル、食物繊維は、体の調子を整える役割を担います。
栄養バランスを整えるには豊富な食材を取り入れることが有効ですが、食べ過ぎは内臓に負担をかけ、冷えや不調、眠気を招く要因にもなります。特に活動前の朝の食事では、効率よく栄養を摂取できる食材を選び、腹八分目にとどめましょう。
慌ただしい朝に重宝するおにぎりやパンのみの単品メニューは、摂取できる栄養素が炭水化物に偏りやすく、タンパク質やビタミン・ミネラルが不足しがちです。温かい汁物におかず、さらに卵料理を合わせて栄養バランスを整えるとよいでしょう。
「手軽に栄養バランスを整えるなら、卵がオススメです」そう語るのは、卵のソムリエ資格「五ツ星タマリエ」を持つ児玉大介さんです。五ツ星タマリエは一般社団法人日本卵業協会が行っている検定の中で、卵のプロ中のプロとして認められる最高位の称号のこと。その児玉さんによると、動物性タンパク質が豊富な食材の中でも、卵のタンパク質は体内での利用効率が非常に高く、1日に必要な栄養素(ビタミン・ミネラル)の充足率もトップクラスだといいます。卵は朝食のテーブルに欠かせない食材だといえそうです。
児玉さんによると、卵は「賞味期限までの日数」によって使い分けるとよりおいしく食べられるといいます。どんな卵料理を食べるか迷ったら、ぜひ参考にしてください。
「例えば、生の卵を使用する卵かけご飯には新鮮な卵がオススメです。目玉焼きは日数がたった卵を使ったとしてもおいしく食べられますが、買ってすぐの新鮮な卵を使えば黄身が真ん中の奇麗な目玉焼きになります。賞味期限が近づくと卵白は切れやすく、黄身と白身が混ざりやすくなるため、卵焼きや卵スープにするとふんわりと仕上がります。ゆで卵は、新鮮な卵よりも賞味期限が近い卵を使用した方が内部の炭酸ガスが抜けて殻にへばりつきにくく、むきやすくなります」といいます。次のように使い分けるのが目安になりそうです。
●賞味期限まで10日前後ある場合
卵かけご飯、目玉焼き
●賞味期限まで5日前後の場合
卵焼き、だし巻き卵、卵スープ、卵かけご飯、目玉焼き
●賞味期限まで5日以内の場合
ゆで卵、茶わん蒸し
最後に面白いことを一つ教えましょう。卵は重さによってSS〜LLサイズに分類されますが、黄身の大きさはほとんど変わりがないそう。つまり、重さの大きいものほど卵白の分量が多くなります。黄身のほうが好きな人は卵白の少ないSS・Sサイズを選び、黄身と白身のバランスを楽しみたい人はMS・Mサイズを選び、ふわっ、とろっとした食感が好みで量を多くしたいのならL・LLサイズを選べばよいわけです。
【取材協力】
児玉 大介(こだま だいすけ)さん
小学校の自由研究以来、生物(特に鳥・卵)が大好きに。名古屋大学で卵の研究に没頭し、卒業後も卵に関する仕事がしたいという想いでキユーピー株式会社に入社。卵商品の製造や研究に従事し、現在はキユーピーの研究開発にて、卵の魅力の啓発活動を推進中。卵の魅力をもっと多くの方々に知っていただくために、2020年「五ツ星タマリエ」の資格を取得。卵の魅力を探究し発信している。
執筆=Nao Kiyota(Self Training Café)
美容・健康ライター。ダイエットアドバイザー、リンパケアセラピスト、心理カウンセラーの資格を生かし、健康で美しくなるためのセルフトレーニング法を発信している。最近カメラを購入。写真で「もっとわかりやすく」伝えられるよう、日々修行に励んでいる。抹茶ラテ(豆乳・シロップ抜き)と足つぼマッサージが大好き。
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