ビジネスWi-Fiで会社改造(第44回)
ビジネスWi-Fiで"学び"が進化する
体調管理もビジネススキルの1つです。皆さんは、自分自身の健康をきちんとマネジメントできていますか?
「大きな病気になってから対処しても手遅れ」と分かっていても、仕事を優先するあまり、健康管理はついおろそかになってしまいがちです。どのような状態のときに健康メンテナンスを行えばいいか分からずに、かなりの療養が必要なほど体調を崩して後悔してしまうという人も多いのではないでしょうか。年齢を重ねれば重ねるほど、体調を管理し、不調を未然に防ぐ習慣を確立することも仕事の一部と心得ましょう。
今回は、大きな病気を招く可能性がある“見逃してはいけない3つの体の異変”をもとに、病気のリスクを軽減する健康マネジメントについて考えます。
・いくら寝ても疲れが抜けない・ダルい
・気づくと居眠りをしてしまうことがある
・集中力が続かなくなった
これらのような仕事や日常生活に支障を来しかねない疲労感や倦怠(けんたい)感は、“単なる疲労”を超えているサインです。血中の老廃物が排出できずにたまっていたり、血液がドロドロになり酸素や栄養素の供給がたまっている可能性もあります。
疲労感や倦怠感の裏には、甲状腺などのホルモンの病気や、慢性肝炎・肝硬変など肝臓の病気が隠れている可能性すらあります。また、高血圧や動脈硬化を招きやすく、心臓病や貧血、糖尿病、がんといった深刻な疾患につながる確率も高まります。時には、睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害や、うつ病などを患う恐れもあります。
「たかが疲れ」と侮らず、「不調のサインかも」と疑う姿勢が大切です。上記のような病気に至ることはなくても、疲労を常に感じているようなら、食事の栄養バランスや運動習慣を見直す必要があるでしょう。
・これまでに出なかったようなせきが出る
・急にせきが出て、止まらなくなってしまう
・2週間〜1カ月たってもせきがおさまらない
せき自体の異変を感じたり、長引いたりするせきは、肺炎や結核、肺がんなどの肺機能の疾患が疑われます。
せきは軽い風邪でも起こる症状のため、「ちょっと風邪をひいただけだろう」と見逃し、病状が進行してしまうこともあります。「風邪かな?」と思ったらスケジュール帳にメモをし、“どのくらい長引いているか”を把握する習慣を付けるようにしましょう。
・食事をしていないのに胸焼けや胃痛がする
・急にお酒に弱くなった・食欲がめっきり減った
・急な腹痛を感じることが多くなった
胃潰瘍や胃がんといった消化器の疾患も、風邪や軽い腹痛と混同して見逃しやすい病気です。
食事をしていて「いつもと違うな」と感じたら、まずは暴飲暴食を控えて内臓を休めましょう。それでも痛みや不調が取れない場合は、大きな病気を疑い、医師に相談することが大切です。
ちょっとした不調が、がんや心臓病などの“重大な症状へと進行してからでは手遅れになる”病気の前触れを示すケースもあります。
どのような状態になったら大きな不調を疑うべきか、自主的に判断基準を持つことは、病気のリスクを軽減するための第一歩です。日頃から小さな異変や不調に耳を傾け、休養や医療機関への相談を決断する行動力を備えておきましょう。
定期的に健康診断や人間ドックを利用して、自分では気づかない問題点を見つけることも大切です。それ以外に家族や友人、職場の同僚など身近な人々からの客観的な意見にも耳を傾けるといいでしょう。例えば、家族に「最近疲れていない?」「ご飯を残しがちね」と言われたら、心身を健康な状態に戻すチャンスかもしれません。
ビジネスパーソンは、モチベーションを高く維持し、知識・能力を向上させることを常に意識しておくべきですが、その前提として“心身の健康”という基盤が欠かせません。「忙しいし、面倒臭い」と後回しにせず、自身の健康マネジメントスキルを、まず高めていきましょう。
執筆=Nao Kiyota(Self Training Café)
美容・健康ライター。ダイエットアドバイザー、リンパケアセラピスト、心理カウンセラーの資格を生かし、健康で美しくなるためのセルフトレーニング法を発信している。最近カメラを購入。写真で「もっとわかりやすく」伝えられるよう、日々修行に励んでいる。抹茶ラテ(豆乳・シロップ抜き)と足つぼマッサージが大好き。
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