疲れ解消★カンタン!アンチエイジング(第49回) カスピ海ヨーグルトを使って楽しむ健康的な肉料理

ヘルスケア

公開日:2019.07.12


 「ハンバーグ」は時代が変わっても、老若男女に大人気です。

 しかし、健康維持やダイエットの観点からは、濃い味付けによって脂質が多く高カロリーになりがちなハンバーグは注意が必要です。

 そこで、東京・新富町の洋食レストラン「448 LIBERMENT(ヨーショクヤ リベルマン)」のオーナーシェフ、早乙女 清(そうとめ きよし)さんに、ハンバーグをヘルシーでおいしく食べるために「カスピ海ヨーグルト」を使ったレシピを教えていただきました。

カスピ海ヨーグルトとハンバーグの相性

 肉料理は、人間の活動に必要な必須アミノ酸の摂取に欠かすことができません。しかし、本コラム第17回で指摘したとおり、肉の食べ過ぎ=たんぱく質ばかりの食事では腸内環境が悪化しやすくなりがちです。これを改善するポイントは、腸内環境を整える食材と一緒に食べること。その方法として、付け合わせに生野菜サラダや海藻たっぷりのスープ、きのこ料理などを一緒に食べることを提案しました。

 そもそも肉は、その種類や部位、調理法などがさまざまある食材。付け合わせでバランスを取るのではなく、肉料理そのものでも健康的にいただく工夫ができるはずです。そこで、早乙女シェフはハンバーグのつなぎとして「カスピ海ヨーグルト」を使う方法を教えてくれました。

 「カスピ海ヨーグルトはそのまま食べる以外にあまりアレンジが利かないと思われがちですが、ハンバーグのつなぎやデザートなどで牛乳や生クリームの代わりに使用すると、手軽に取り入れることができます」と、早乙女シェフ。

 「カスピ海ヨーグルト」研究会によると、このヨーグルトは「クレモリス菌FC株」という菌から作られる独特の粘りが特徴で、近年の研究によって次のような健康効果が明らかになっているそうです。

<カスピ海ヨーグルトの特徴>
●整腸作用
●免疫細胞の活性化
●ストレスによる肌機能低下の改善
●食後の血糖値急上昇の抑制

※研究結果の詳細や他の健康効果については「カスピ海ヨーグルト」研究会のWebページをご覧ください。

おすすめ!「煮込みハンバーグ × カスピ海ヨーグルト」レシピ

 見た目、チーズハンバーグのようですが、チーズは不使用。牛乳やパン粉も使いません。肉のつなぎとソースに「カスピ海ヨーグルト」を使用しています。

【材料】
<ハンバーグ/2人分>
●牛ひき肉……300g
●豚ひき肉……100g
●卵……1個
●塩……4g
●玉ねぎ……50g(いためて40gにする)
●カスピ海ヨーグルト……40g
●こしょう・ナツメグ……少々

<ソース>
●玉ねぎ……200g(いためて70gにする)
●デミグラスソース(市販)……200cc
●カスピ海ヨーグルト……100g
●塩、こしょう……少々

【作り方】
<ハンバーグ>
(1)玉ねぎをいため、冷ましておく
(2)ボールに牛ひき肉と塩を入れ、粘りが出るまで混ぜる
(3)粘りが出るまで混ぜた牛ひき肉に、豚ひき肉、卵、玉ねぎ、カスピ海ヨーグルト、こしょう・ナツメグを入れ均一に混ぜる
※混ぜ過ぎると食感が悪くなるため、均一に混ざる程度にとどめる
(4)1人分に分けて整形し、冷蔵庫で冷やしておく

<ソース>
(1)デミグラスソースを火にかけ一度沸騰させる
(2)沸騰したデミグラスソースにいためた玉ねぎを加え、塩こしょうで味を調える

<仕上げ>
(1)冷蔵庫で冷やしておいたハンバーグを中火で焼き、焼き目が付いたら弱火にして10ccの水を入れて蓋をする
(2)20分後に竹串で刺して透明な液体が出たら、お皿にのせてデミグラスソースをかけ、カスピ海ヨーグルトをかけて完成
※カスピ海ヨーグルトは火にかけると分離するため、冷たい状態で使用する

肉料理以外にも応用できるカスピ海ヨーグルト

 早乙女シェフは「カスピ海ヨーグルトはドレッシングやデザートなど、さまざまなメニューにも応用できる」と教えてくれました。

 独特の粘りはドレッシングのベースにぴったりで、生クリームやマヨネーズの代わりに使用することでカロリーや脂肪分を抑えるのに役立つといいます。また、カスピ海ヨーグルトとカスタードクリームを1:1の割合で混ぜ合わせたソースは、デザートにオススメ!フルーツやクッキーに合わせれば、子どものおやつだけでなく、ワインなどのお供にも重宝しそうです。

 特別な下ごしらえが必要なく、牛乳やマヨネーズ、生クリームの代わりに加えることでさまざまな料理に活用できるカスピ海ヨーグルト。そのまま食べてももちろんよく、誤嚥(ごえん)防止に一口目の食材としても有効です(食事時のヨーグルトについては第40回の記事を参考にしてください)。

 自身や家族の健康維持に、また、豪華な料理をよりヘルシーに楽しむためのアイテムとして、日々の料理に活用してはいかがでしょうか。いつもと一味違った家庭料理が楽しめますよ。

 

早乙女 清(そうとめ きよし)さん
パティシエを経てフランス料理に転向し、渡仏。富士屋ホテルを経た本格フレンチ料理人・オーナーシェフとして、懐かしくて新しい洋食屋「448 LIBERMENT(ヨーショクヤ リべルマン)」を営んでいる。

 

 

 

 

執筆=Nao Kiyota(Self Training Café)

美容・健康ライター。ダイエットアドバイザー、リンパケアセラピスト、心理カウンセラーの資格を生かし、健康で美しくなるためのセルフトレーニング法を発信している。最近カメラを購入。写真で「もっとわかりやすく」伝えられるよう、日々修行に励んでいる。抹茶ラテ(豆乳・シロップ抜き)と足つぼマッサージが大好き。

【T】

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