ビジネスWi-Fiで会社改造(第44回)
ビジネスWi-Fiで"学び"が進化する
猛暑が続いたと思えば天気が崩れて肌寒くなるなど、気候変化の激しい日々が続いています。体調管理はいかがでしょうか。
夏は、室内外の温度差が大きくなったり、体内の水分や栄養のバランスが崩れたりすることで、疲労感や倦怠感、熱中症の症状などを起こしやすくなる季節です。日々の過ごし方を工夫して、スムーズに疲労を回復し、不調や老化知らずのエネルギッシュな状態に整えましょう。
私たちの体の60~65%を占めるのが水分です。栄養素や酸素の運搬、老廃物の排出、体温調節など、水分は生命維持に欠かせない働きを担っています。
汗をかくと、水分とともに塩分(ナトリウム)を失います。そこへ水分だけを補給すると、体液濃度が薄まり、体温調節の機能が弱まってしまいます。うまく体温調節ができずに体内に熱がこもると、「熱中症」を招く場合も。夏の水分補給には、水だけでなく塩分(ナトリウム)摂取も重要なのです。
公益財団法人日本体育協会の解説によると、水分の補給には0.1~0.2%程度の食塩水が適しています。1回あたり、200~250ml程度の食塩水をこまめに摂りましょう。気温の高い時には、15~20分ごとに飲水休憩を取ることで、体温の上昇を抑えやすくなります。手軽に脱水症状を防ぐ飲料として、塩分を素早く吸収できるよう糖質を配合した経口補水液やスポーツドリンクなどがあります。
熱中症は屋外活動時だけでなく、室内でも起こる可能性があります。日頃から水分・塩分を補給する習慣をつけましょう。
体液が十分にあっても、その流れが滞ると、酸素や栄養素の運搬、老廃物の排出がスムーズに行われません。ストレッチやマッサージには、全身のめぐりをよくする効果が期待できます。また、下半身の体液を上半身に送るポンプの働きを担う下半身の筋肉を鍛えることも重要。筋トレはもちろん、大股での歩行や、階段の昇降などで大きく足を動かすこともお勧めです。
体液循環をスムーズにすることで、疲労回復もスムーズになります。適度な運動を続けることで、疲れを溜め込まず、老けにくい体質に整えることができます。
夏はシャワーで済ませてしまうという人も多いと思いますが、疲労回復には湯船につかる習慣を付けたいものです。冷房の効いた室内で過ごすことが多い人ほど、知らず知らずのうちに体内が冷え、体液循環が滞ります。
また、デスクワークの時間が長い場合など、体を大きく動かす時間が少ないことも、血行不良の要因です。体内を温め、湯船の水圧によって血行をよくすることができる入浴は、睡眠中のスムーズな疲労回復を促します。水分・塩分の補給を忘れずに、湯船にゆったりと浸かり、心と体の疲れを癒しましょう。
疲労感や倦怠感を覚えたら、無理をせずにすぐ休憩を取りましょう。少しでも「いつもと違う」「おかしい」と感じたら、不調を未然に防ぐ行動をとることが大切です。
熱中症の主な症状は、めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い、頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感など。重症になると、返事がおかしい、意識消失、けいれん、体が熱いなどの症状に発展します。これらの症状が表れた場合は、日の当たらない涼しい場所に移動し、首の回りや脇の下、足の付け根などを中心に、氷や冷たい水で体を冷やします。水分補給も欠かせません。
より詳しく熱中症予防法を知るには、環境省の熱中症予防情報サイトがお勧めです。夏は心も体もバテやすい季節、とくに、熱中症などの深刻な症状は、起きてしまってからでは対処しにくいもの。この時期こそ、不調のリスクを回避する“予防”の意識を強くもち、毎日の体調管理に努めましょう。
執筆=Nao Kiyota(Self Training Café)
美容・健康ライター。ダイエットアドバイザー、リンパケアセラピスト、心理カウンセラーの資格を生かし、健康で美しくなるためのセルフトレーニング法を発信している。最近カメラを購入。写真で「もっとわかりやすく」伝えられるよう、日々修行に励んでいる。抹茶ラテ(豆乳・シロップ抜き)と足つぼマッサージが大好き。
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