ニューノーマル処方箋(第83回)
今さら聞けない「IPv6」と「IPv4」の違いを簡単に解説。仕組みやメリット・デメリットとは?

パスワード付きのメールにはさまざまな問題点が......
この企業では、ファイルをメールで送る際には、ファイルにパスワードを設定してから送信し、その後別のメールでパスワードを送るという運用ルールになっています。しかし、パスワードが記載されたメールがすぐに見つからないことも多いため、こうした状況を社長は課題に感じているようです。
データをメールで送る際、パスワード付きのファイルとパスワードを別々に送るという手法は、誤送信やメールの盗聴、マルウエア感染など多くの問題点が指摘されています(連載「脱IT初心者」第52回でも解説したいわゆる「PPAP」のことです)。
こうしたリスクへの対策には、オンラインでファイルの保管や共有などを行うクラウドストレージの利用が有効です。クラウド上にファイルをアップロードし、共有URLを発行して相手に通知すれば、ファイルをメールに添付する必要がなくなります。また、万が一メールの誤送信が発覚した際は、URLを無効にすることも可能です。
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執筆=Biz Clip編集部
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