ビジネスWi-Fiで会社改造(第44回)
ビジネスWi-Fiで"学び"が進化する
この連載では、仕事で使える便利なショートカットキーを紹介していく。今回は、デスクトップ画面で、2つの画面を左右にピッタリ半分ずつに配置するショートカットキーを紹介しよう。
2つのウインドウを並べて、内容を比較したいことがある。例えば会議資料に変更が生じたときに変更前後で内容を比較したり、ネット上に書かれていた情報を試してみたいとき、左右にピッタリ2つのウインドウが並んでいると参照しやすい。そこでまずは右半分にウインドウを固定する。
「Windows」キーを押しながら「→」(右矢印)キーを押すとピッタリ右半分に配置される
アクティブウインドウが右半分に配置されるので、もし左側のウインドウがアクティブになっていたら左側のウインドウが右側半分に配置される。
では、もう1つのウインドウを左半分に配置しよう。左半分に配置したいウインドウをアクティブにした状態で、以下のショートカットキーを押す。
「Windows」キーを押しながら「←」(左矢印)キーを押すと残りの左半分に配置される
こうすることで左右にピッタリとウインドウが並び、比較がしやすくなる。
今開いているウインドウの横幅はそのままで、縦方向だけ画面いっぱいに表示させるショートカットキーもある。Wordで文書を作成しているときなどには、縦方向だけを最大化すると、横にブラウザーなどを表示できるので効率的だ。
縦方向に最大化したいウインドウをアクティブにした状態で「Windows」+「Shift」+「↑」キーを押すと、横幅はそのままで縦方向のみ最大化される
縦方向が最大になっている状態で「Windows」+「Shift」+「↓」キーを押すと、ウインドウの縦の高さが元の状態に戻る
◆今回のおさらい◆
「Windows」+「→」 ウインドウを右半分に配置する
「Windows」+「←」 ウインドウを左半分に配置する
「Windows」+「Shift」+「↑」 ウインドウを縦方向に最大化する
「Windows」+「Shift」+「↓」 縦方向に最大化したウインドウを元に戻す
執筆=内藤 由美
大手ソフト会社で14年勤務。その後、IT関連のライター・編集者として活動。ソフトウエアの解説本、パソコンやスマートフォンの活用記事などを執筆、編集している。
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目的別ショートカットまとめ