目的別ショートカットまとめ(第18回) 【Excel編】検索画面をさっと開く

パソコン スキルアップ

公開日:2022.11.17

 この連載では、仕事で使える便利なショートカットキーを紹介していく。今回は、Excelで検索をしたい場合に、ショートカットキーですぐに検索画面を開く方法を紹介しよう。

画面が狭い場合、メニューをたどって検索画面を開くのに時間がかかる

 Excelでは表中の文字列を検索したい場面はよくある。しかし画面が狭い場合、タブメニューの表示が圧縮されていて、メニューをたどるのに時間がかかる。

 例えば1024×768の解像度の場合、「ホーム」タブの「編集」グループ→「検索と選択」→「検索」という具合に3~4クリックほど必要になる。

検索画面をメニューから開くにはかなりのステップを踏む必要がある

 

検索画面を開くにはショートカットキーを使うのが速い

 検索画面を開く際にはショートカットキーを使おう。左手のみで利用できるので、非常に手早い。

「Ctrl」+「F」キーを押すと、即座に検索画面が開く

 

 「F」は「Find(探す)」の頭文字なので覚えやすいだろう。このショートカットキーはWordやブラウザーでも利用できるのでぜひ覚えておこう。

置換画面もギリギリ左手のみで利用可能

 置換画面もショートカットキーを使う方が速い。「Ctrl」+「H」キーなので、ギリギリだが左手だけで押せる。

「Ctrl」+「H」キーを押すと、置換画面が開く

 

 実は、検索画面と置換画面は、同じダイアログのタブで区切られているだけだ。そのため、検索画面を開いたあと、置換操作をしたくなったという場合には、一旦画面を閉じて置換画面を開き直すという操作は必要なく、隣の「置換」タブをクリックすればよい。なお、タブの切り替えは「Ctrl」+「Tab」というショートカットキーで実行できる。

◆今回のおさらい◆
「Ctrl」+「F」                 検索画面を開く
「Ctrl」+「H」                 置換画面を開く
「Ctrl」+「Tab」               ダイアログ内のタブを切り替える

執筆=内藤 由美

大手ソフト会社で14年勤務。その後、IT関連のライター・編集者として活動。ソフトウエアの解説本、パソコンやスマートフォンの活用記事などを執筆、編集している。

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