ビジネスWi-Fiで会社改造(第44回)
ビジネスWi-Fiで"学び"が進化する
Windows 7のサポートが終了しましたが、現在も事務所でWindows 7のパソコンを利用しています。従業員から対応について相談されたのですが、どうすればいいのでしょうか?
A.OSのアップグレードを行うか、パソコンを買い替えましょう
2020年1月14日をもって、Microsoft(マイクロソフト)社からWindows 7への延長サポートが終了となりました。
そのためセキュリティ上の観点から、Windows 7を利用している場合はWindows 10に移行する必要があります。
サポートが終了したOSを使い続ける場合のリスクについて、詳しくは以下のサイト(※1)をご覧ください。
※1 Q. サポート終了後もWindows 7を使用したい
OSをアップグレードするには、お使いのパソコンまたはタブレット端末がアップグレード予定のOSのシステム要件を満たしていることと、ライセンスの取得が必要です。
OSのシステム要件について詳しくは以下のWebサイトをご覧ください。
参考■Microsoft – Windows 10 のシステム要件
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4028142/windows-10-system-requirements
OSのみをアップグレードする場合と、パソコンを買い替える場合のメリット・デメリットは以下の通りです。
また、Windows 7は2009年10月にリリースされているため、パソコンの経年劣化やOSのアップグレードに対応する作業時間や人件費などの総合的なコストを考慮すると、OSのアップグレードよりもパソコンを買い替えるほうがコストを抑えられるかもしれません。
OSのサポートが終了したパソコンは、各パソコンメーカーや周辺機器のメーカー、セキュリティ対策ソフトの提供元でも動作保証ができず、サポート対象外となってしまいます。
セキュリティ上の観点や、社内システムへの連携をスムーズに行うためにも、速やかにWindows 10への移行を実施してください。
なお、OSのアップグレードやパソコンの買い替えの際は、必ずパソコンに保存されているデータを事前にバックアップする必要があります。
業務に関わる大切なデータを移行する際は、万が一のデータの破損や喪失に備えて、バックアップの多重化(※3)をおすすめいたします。
※3 Q. 外付けHDDの故障に備えるには?
パソコンの買い替えに伴うコストや、新しいパソコンの操作・設定などに不安を感じる場合は、サブスクリプションサービスやサポートサービスなどを活用してみましょう(※4※5)。
※4 Q. パソコンやソフトウエアの導入費用を抑える方法はありますか?
※5 Q. 社内のパソコンを管理するための負担を軽減したい
※この記事は2020年1月17日現在の情報です
【T】
困りごと解決ビジネス専科