困りごと解決ビジネス専科(第32回) Q. 外付けHDDの故障に備えるには?

業務課題 データ保護・バックアップ

公開日:2021.08.02

 業務で使用する情報や、お客さま情報に関する重要データのバックアップを外付けHDD(ハードディスクドライブ)に保存しています。万が一、HDDが故障した場合のことを考えると不安です。何か対策はありませんか?

 A.クラウドストレージなどを利用し、バックアップを多重化しましょう

 大切なデータをバックアップしても、保存先である外付けHDD本体が故障してしまった場合はデータを復元できなくなってしまいます。

 機器の故障や、誤ってデータを上書き・削除してしまった場合に備えて、大切なデータの完成時・内容の大幅な変更時には、重要なデータは複製して保存しておくようにしましょう。

 また、BCP対策として社内システムの復旧の他に、業務で使用する重要なデータや顧客情報などの扱いも大きな課題となっています。

■BCP

「事業継続計画」(Business Continuity Plan)の略
自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態において、企業が事業の継続あるいは早期復旧を可能とするための手段を取り決めておく計画のこと

 データのバックアップはこれまで、USBケーブルで簡単に接続、取り外しができる外付けHDDを利用する方法が一般的でした。しかし昨今では、複数の外付けHDDを利用したり、外付けHDDと「クラウド」を併用したりするなど、バックアップの多重化が普及しています。

 クラウドを利用したサービスにはさまざまな形態があり、バックアップに利用されるクラウドサービスは「クラウドストレージ」または「オンラインストレージ」と呼ばれています。

■クラウド

インターネットに接続するのを前提としたサービスの総称

■クラウドストレージ(オンラインストレージ)

インターネット上に情報を保存し、アクセス可能な端末で同じ情報を共有できるサービス

 クラウドストレージを利用してインターネット上にデータを保存したり、複数の端末で同一のデータを共有・編集できるようにしたりすることで、万が一バックアップ先の機器やシステムが故障した際も、インターネット上から複製された段階のデータを復元できます。

 クラウドサービスは各社からさまざまなサービス内容とプランが提供されています。
バックアップするデータの容量や予算に合ったサービスとプランを選び、使い勝手やアフターサポートが充実したサービスを利用しましょう。

※この記事は2019年7月26日現在の情報です

【T】

あわせて読みたい記事

  • ニューノーマル処方箋(第58回)

    1本の電話が大きなリスクに!? 実は怖い迷惑電話とその対策

    業務課題 リスクマネジメント音声通話

    2025.02.07

  • 中堅・中小企業DX実装のヒント(第11回)

    DXで人材採用の効率と精度アップを実現

    業務課題

    2025.02.07

  • 知って得する!話題のトレンドワード(第22回)

    ポイント解説!スッキリわかる「イクボス」

    業務課題 経営全般

    2025.02.04

連載バックナンバー

困りごと解決ビジネス専科