中堅・中小企業DX実装のヒント(第4回) グラッツェ!経費精算もDXで楽になる

業務課題 資金・経費

公開日:2023.12.25

 とある街角に佇むイタリアンの名店。ここの名物店員「DX(デラックス)王子」は、注文客が抱えるさまざまなDXの悩みにユニーク?な視点からズバッと答えを導き出しています。今日はどんな人が来店するのでしょうか……。

外出先でも経費精算が簡単にできたらいいのに…

 レストランでのお会計後、経費申請の締め切りが迫っていることに気付いた男性客たち。急いで会社に戻って申請書類を提出しなければなりませんが、夜も遅いので面倒に感じています。DX王子からはありがたい?申し出がありますが、社外の人に書類を渡すわけにはいかず……外出先でもスピーディーに経費精算ができる方法はないのでしょうか?

煩雑な経費精算をDXで効率化!

 経費精算はレシートや領収書など紙の書類が多くなり、手続きが煩雑になりがちです。さらに改正電子帳簿保存法の施行により、2024年1月からは電子取引のデータ保存が必須となります。こうした背景から、経費精算のDXは不可欠です。まずはクラウド型会計ソフトを導入し、外出先でも経費精算の申請・承認が可能な仕組みを構築するとよいでしょう。これにより申請や承認が滞ったり、精算に必要な書類を紛失したりといったトラブル防止にもつながります。

執筆=Biz Clip編集部

【MT】

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