中堅・中小企業DX実装のヒント(第5回) DXで契約締結をスピーディーに

業務課題 クラウド・共有

公開日:2024.02.21

 とある街角にたたずむイタリアンの名店。ここの名物店員「DX(デラックス)王子」は、注文客が抱えるさまざまなDXの悩みにユニーク?な視点からズバッと答えを導き出しています。今日はどんな人が来店するのでしょうか……。

契約をスピーディーに進めるために必要なのは?

 ランチタイム中、2人の女性客が愚痴をこぼしています。彼女たちの職場では社長の外出が多く、契約書への押印をはじめさまざまな業務が遅れがちになっているようです。その会話を聞いたDX王子が提案した「いいアイデア」では、もちろん契約は締結できません。契約業務をスピーディーに進めるためにはどうすればいいのでしょうか。

電子契約の導入で効率化とコスト削減を両立!

 紙文書で契約を締結する場合、契約書の作成や押印、郵送などで締結までに時間を要する、印紙代や郵送費などのコストがかさむ、といったデメリットがあります。そこで検討したいのが、契約業務の電子化です。クラウド型の電子契約サービスを利用すれば押印や郵送、受け取りがweb上で完結。契約のために出社する必要がなくなり、よりスピーディーに進められます。また、書類作成や印紙代に郵送費、保管にかかる費用の削減や作業時間の短縮などにもつながります。

執筆=Biz Clip編集部

【MT】

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