ビジネスWi-Fiで会社改造(第44回)
ビジネスWi-Fiで"学び"が進化する
仕事で使う機会の多い文具のひとつが「ペン」だ。資料にメモを入れたり、付箋に忘れてはいけないことをサッと書いたり、作成した資料の推敲を赤ペンで行ったり、アイデアを出す際になんとなく書いたり……などなど、ビジネスのさまざまな場面で登場する。
100円ショップで売られているようなペンを使って安く済ませるのも良いが、世の中には仕事の能率アップにつながりそうな、面白い機能を備えたペンが出ている。今回はそんな個性的なペンの中から、ビジネスシーンで活用できそうなものをいくつか紹介しよう。
まず紹介するのが、Livescribeというアメリカの企業が作った「スマートペン」だ。
スマートペンはペンの筆跡を記憶し、その筆跡をパソコンやスマホなどのデジタルデバイスの画面上に展開できるボールペンだ。専用のメモパッドにスマートペンで文字を書き、デジタルデバイスに接続すれば、メモに書いた筆跡がそのまま画面上に表示される。
スマートペンとデバイス間は無線(Bluetooth)で接続できるため、書いた内容はすぐに画面上に反映される。専用アプリを使えば、手書き文字認識技術も利用できるため、書いた内容をデジタルテキストに変換することも可能だ。
書き起こした内容は、データとして保存しておけば、メモを失くしてしまう心配もないし、見たい時にすぐ見られるので管理もスマートだ。
さらに、このスマートペンには音声録音機能もついており、メモをとりながら音声を録音できるという驚きの機能もついている。メモ書きした際の会話の内容を聞き返すことで、「あれ、このメモってどういう意味だったっけ?」のようなうっかりミスも防ぐことができる。
一方で、得た情報の活用法に困っている方におすすめしたいのが、ナカバヤシの「スマレコペン」だ。たとえば、仕事で使えそうな新聞記事を見つけたら、このペンで囲うようにマーキングし、これをスマートフォンで撮影する。すると、マーキングした部分が画像データとして保存されるという仕組みだ。
気になった記事や広告を集めておいて、空いた時間に流し読みするだけでも、十分引き出しを増やすことができるはず。Evernoteとも連携しているので、簡単に情報のスクラップブックを作ることができる。
「明日までに企画書を作り上げなくてはならない!」
そんな切羽詰まった状況の時に手に取りたいのが、なぞる程度の力加減でスラスラと文字が書ける「ジェットストリーム」(三菱鉛筆)と、文字が消せることで人気の「フリクション」(パイロットコーポレーション)の2本だ。
まず「ジェットストリーム」は、筆圧をこめなくても書けるので、頭の中にあるアイデアやワードをひたすら書き出すブレインストーミングに向いている。溢れ出るままに文字を書きだせる快感は、手書きならではのメリットではないだろうか。さらに特筆すべきはインクの濃さだ。力をこめなくても濃い文字が書けるので、多少字が汚かろうが後々読み返すのに苦労しない。
一方の「フリクション」は、図面など細かな仕様を書き起こす際に向いている。ノック部分についた特殊なゴムで文字を消せるので、試行錯誤しながら何度でも書き直すことができる。
このシリーズはペン先の太さが多様な点も特徴で、最も細いものだと0.38mmから用意されている。乾きやすく滲みにくいインクが使われている為、細かな書き込みが必要な職種の方も、思いのままにイメージを書き起こすことができるのだ。
形から入るタイプの方におすすめしたいのが、「それはどこのペン?」と聞かれること間違いなしのカスタマイズペンだ。
台湾のデザイン会社「物外設計」から発売されているボールペン「ブラッシングシリーズ YS-STAT-09」は、真鍮素材の上にブラック塗装が施されている。さらに、付属のやすりでブラッシングすることで塗装がはがれるように加工されており、オリジナルな風合いに仕上げることができるのだ。
一方で、子供の頃に味わった手書きの楽しさを思い出させてくれるのが、fe factory鉄ボーの「チビエン」。こちらは“ちびた(劣化した)鉛筆”をモチーフに作られた鉛筆型ボールペンで、懐かしい握り心地と、真鍮素材ならではの適度な重みが魅力だ。
いずれのペンも、仕事のモチベーションを上げるアイテムとしても活躍してくれるはずだ。今回紹介した6本を参考に、文房具店へ運命の一本を探しに出かけてみてはいかがだろうか。
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