ビジネスシーン別・手土産の選び方(第8回) バレンタイン。ビジネスでもやっぱり効く

雑学

公開日:2016.02.12

 2月14日はバレンタインデーです。最近は「義理チョコ」の風習もずいぶん下火になったようですが、やはり「もらうとうれしい」という声も多いもの。この時期、お客様訪問の際、あえて手土産にチョコレートを選んでみてはいかがでしょう。

日頃手に入りづらい特別な逸品を

 このシーズン、どこのデパートも、地下の食品売り場や催事場などでバレンタインデーのコーナーを設けています。実は普段、手に入りづらいブランドやメーカーのチョコレートを手に入れるチャンスでもあります。

 中でも今回、お薦めしたいのは『マリベル』のチョコレート。本店はニューヨークにあり、日本にある支店は京都だけです。三条通の古い町屋にある、まるで中世ヨーロッパのようなエレガントな空間に鎮座しているのが『マリベル』のチョコレートなのです。

 定番商品は、色鮮やかな絵柄がプリントされた「SIGNATURE ART GANACHE」。マリベル氏の夫がデザインした絵がプリントされ、まるでアート作品のようです。ラベンダー、ピスタチオ、シャンパン…とテイストごとにデザインも違います。そして、一粒ずつにロマンチックなポエムが添えられています。それを見ながら「この味にはこんな思いが込められているんだ!」と、オフィスで盛り上がってもらえるかもしれません。

 ニューヨークの本店にはヒラリー・クリントンや故スティーブ・ジョブズ氏も通っていたといわれています。「The New York Times」に「世界で最もおいしいチョコレート」と称されたこともあるそうです。

甘すぎない上品な味で、大人のバレンタインデーにぴったり

 『マリベル』のチョコレートは、ニューヨーク郊外にあるブルックリンの工場で作られたものを空輸しているので、本店と同じ味が楽しめるのも魅力です。

 世界各国の産地から厳選した最高級のカカオが使われています。口に入れると、ふわっとよい香りが広がり、幸せな気持ちになることでしょう。

 「SIGNATURE ART GANACHE」は全部で50~60種類ほどのフレーバーがあります。どれも新鮮な材料を使って一つひとつ手作業で作られています。砂糖の使用を控え、仕上がりはとても上品。まさに、大人のバレンタインデーにぴったりです。

少々高めのお値段も、特別感を演出

 通常、現物を見ながら選べるのは京都の店舗のみの『マリベル』ですが、今年のバレンタイン催事では、全国7か所のデパートで購入することができます(池袋西武、銀座三越、横浜高島屋、JR名古屋高島屋、京都高島屋、阪急うめだ本店、博多阪急)。

 価格は2個入り(1350円)から、100個入り(4万5360円)までさまざま。2個入りをたくさん購入して一人ひとりに配るのもよし、大きな箱を買って「オフィスのみなさんでどうぞ」と差し上げるのもいいでしょう。高級感あふれるボックスも、ビジネス手土産に適しています。

 義理チョコとしては少し高額かもしれませんが、『マリベル』の名前は多くの人が知っている有名ショップです。差し上げた先でかなりの高評価を受ける可能性は高いので、1年に一度の特別な手土産だと考えて思い切ってみてはいかがでしょうか。

 また、特別なチョコレートは何もバレンタインデーだけの手土産ではありません。ここぞというときの切り札として、覚えておいて損はありません。オンラインショップなら、実物をみることはできませんが、いつでも購入することができます。

 オンラインショップでも人気のフレーバーを詰め合わせた品を手軽にオーダーできます。もちろん、京都の店舗に足を運んで、好みのものを選んで詰めてもらうことも可能です。大切な商談相手やお客様の記念日には、ポエムの内容や色合いを考えながらオリジナルのボックスを作ってもらうのも、いいかもしれません。

マリベル京都
京都市中京区柳馬場三条下ル 槌屋町83番地
オンラインショップ https://shop.mariebelle.jp/

※掲載している情報は、記事執筆時点(2016年1月)のものです

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