ビジネスシーン別・手土産の選び方(第4回) コストパフォーマンス抜群のイベント手土産

雑学

公開日:2015.10.09

 気候も良くイベントも多いこれからの時期、ちょっとした飲み会や屋外でのバーベキュー、スポーツ大会など、社員親睦を目的にした行事などを行う会社もあるでしょう。そんな会に関係者として呼ばれたときは、どんなものを持っていけばよいか? ぱっと思いつくのが、お酒やおつまみになりそうな総菜、デザートとして楽しんでもらえるスイーツなどですが、ほかの人も同じことを考えていてかぶってしまうケースも多いはず。そこで、目先の変わった手土産としてお勧めしたいのが築地天むすの天むすです。

蓋を開けると「わーっ」という歓声が上がる

 天むすといえば名古屋を中心とした東海の名物で、一般にはエビの天ぷらを具にした小ぶりのおにぎりとして知られていますが、銀座松屋のデパ地下でも、天むすが買えるのはご存じですか? ここ、築地天むすの天むすは実にバラエティー豊か。えび天はもちろん、ホタテ天やアナゴ天、かき揚げ天、舞茸天といった天ぷら屋のメニューのようなラインアップがずらりとそろいます。

 さらに、アスパラや春菊など季節の野菜の天ぷらが入った天むすもあり、それらがぎっしりと並べられた折り詰めは見応えがあります。店頭では好きなものをお好みの数だけ詰めてもらえますが、予算に見合うのであればぜひ24個入りをお勧めします。

 といっても24個入りで3845円(税込)と、案外お手頃価格です。それでいて包みを解いて蓋を開けたときのインパクトは申し分ありません。低予算でプレゼンテーション効果が高い、まさにビジネス手土産としてふさわしい逸品といえるのではないでしょうか。

気軽につまめて手も汚れない、そんな気遣いもGood!

 築地天むすの天むすは片手でつまめるほどの大きさで、女性でも一口か二口で食べられます。海苔が巻かれているためお寿司と違って手に米粒がつくこともなく、気軽に食べるのにはぴったり。いうなれば、和風フィンガーフードです。

 ほどよく塩けがきいたご飯に、混ぜ込まれたゴマも風味を添えていて、「取りあえず1つ…」のつもりが、つい、いくつもつまんでしまいます。どれから食べるか迷う楽しみもあり、そしてたくさんつまんでほしいから、やっぱり24個入りでちょうどいいのです(笑)。

遅れたことを帳消しにできる「記憶に残る」手土産

 さてこの天むすですが、実は、人とかぶらない以外にも、意外なメリットがあります。それは、「遅れて行った場合にも喜ばれる」というところです。お付き合いとはいえ、他社で行われる行事に時間ぴったりに行くのも張り切っているようで気恥ずかしく、また、長時間その場にいるのもなんだか気が進まないというケースもあると思います。

 そんなときは「仕事が立て込んでいて遅くなってしまってすみません……」などと言い訳しながら少し遅めに参加したりするわけですが、一同ほどほどに酔いも回って、お酒に手を伸ばす回数も減ってきた頃、天むすをお渡しするととても喜ばれるのです。「ちょうど小腹が減ってきたころだった」というわけですね。

 「ああ、美味しかったな」と満足してもらって、気持ちよく解散してもらう。記憶に残る効果的な手土産として、築地天むすの天むすをお持ちしてみてはいかがでしょうか。

築地天むす
銀座松屋地下1階和総菜売り場
03-3567-1211(松屋大代表)
銀座松屋の観劇弁当として5個入りが選ばれています。事前予約可能。
東京観光の接待にも

※掲載している情報は、記事執筆時点(2015年9月)のものです

【T】

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