ビジネスWi-Fiで会社改造(第44回)
ビジネスWi-Fiで"学び"が進化する
自分自身のことを理解していると思っていても、意外と気付いていないことは多いものです。ところが、簡単な心理テストに答えることで、今まで気付けなかった自分の深層心理を知ることができます。今回は、自宅にある「鏡」の大きさで、深層心理が分かってしまう心理テストを紹介します。打ち合わせ時のアイスブレークなどにもご活用ください。
次の4つの選択肢の中から、自宅にある鏡のうち、毎日一番よく使うものを選んでください。
A. 全身が映る大きな鏡
B. 洗面所にある上半身が映る鏡
C. 机の上に置く小さな鏡、手鏡
D. そもそも鏡がない、鏡を見ない
A.B.C.Dの答えを示す前に、念のため「鏡」が何を示しているのかを説明しておきましょう。鏡とは、深層心理で「自分で自分のことをどう捉えているか」「自信の表れ」を示しています。
例えば、家にある鏡が大きければ大きいほど、自分に自信を持っている人、また自分の力を正当に評価している人です。反対に鏡が小さい人や鏡を置かない人、鏡を見ない人は、自分自身を正面から見たくない気持ちや、自分を過小評価している可能性があります。
また、自宅に鏡を多く持っている人は、多様性があり色々な顔を持っています。趣味が多かったり、いくつものビジネスを並行して行うことができるタイプといえるでしょう。
変わった形や縁取りがされているなど、デザイン性の高い鏡を持つ人は、自覚症状こそ薄いかもしれませんが、個性的な人、もしくは個性的に見られたいという願望を持っている人でしょう。
この心理テストは、ビジネスパートナーに答えてもらう場合にも使えます。雑談がてら質問をしてみるのもいいかもしれません。相手が選んだ答えによって、どのように接すれば良い交流ができるかが分かります。
A.全身が映る大きな鏡 → たまに褒める/大げさなリアクションも効果的
自信過剰であったり、「褒めてほしい」という気持ちが強いタイプです。その人の発言に対して、少し大げさなリアクションをしたり、良い部分を見つけて褒めたりすることで、あなたに対する信頼が増していくでしょう。ただし、おだて過ぎると調子に乗ってしまうので、たまに褒める、くらいを心がけてください。
B.洗面所にある上半身が映る鏡 → いい所を的確に突いた褒め言葉が必要
自分のことを正当に評価し、どちらかといえば冷静に物事を見るタイプです。状況判断を正確にするタイプなので、何かトラブルがあったときにも淡々と処理をすることができるでしょう。頑張っているのに日の目を見ないこともある人なので、陰の頑張りを認めてあげて、褒めると良いかもしれません。大げさな物言いは疑ってかかるタイプなので、事実だけを伝えるといいでしょう。
C.机の上に置く小さな鏡、手鏡 → 即座の反応より、個別にさりげなく褒める
やや自分のことを過小評価し過ぎる傾向にあります。しかし本心では、認めてもらいたいという感情が強い人です。主観的なものの見方をすることもありますが、即座に否定したり嫌悪感を示すのはやめましょう。また、その人の知らないことをさりげなく教えてあげると素直に喜ぶタイプです。もしその人が戸惑っていたら、さりげなくメールやLINEで情報源を送ってあげるといいでしょう。
D.そもそも鏡がない、鏡を見ない → 褒めるより考えを聞いてあげる
自信がないというよりも、人に自分がどう見られているか、見られたいかということに対して意識を向けない(考えない)タイプです。個性的な人物である可能性が高く、感性のままに生きているでしょう。自分の中で仕事に対するイメージや、仕事のゴールが見えているタイプなのですが、口には出さないので、本人の思い描いている最終形をヒアリングするとコミュニケーションがスムーズにいきます。
自宅の鏡の大きさを聞くだけで、相手の深層心理が分かります。ぜひ、ビジネスにも人間関係にも、この心理テストを役立ててみてください。
執筆=土川 雅代
1976年生まれ広島県出身。経営者兼占い師。2010年より株式会社イエティを経営。同年より女性の起業支援を行う一般社団法人キャリア35の理事も務める。会社経営と平行して「大地未来」という名前でLINE占い公式サイトで鑑定を行っている。
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