ビジネスWi-Fiで会社改造(第44回)
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エクセルのデータを視覚で直感的に理解するために、グラフを用いる機会は多いでしょう。グラフはエクセルのスタンダードな機能の1つであり、利用する機会も多い機能です。
エクセルではさまざまな種類のグラフが作成できますが、この記事ではグラフの作り方から編集方法までを具体的に解説します。
エクセルのグラフの作り方は非常に簡単です。グラフの元となるデータさえあれば、数クリックでさまざまなグラフが作成できます。
<エクセルでグラフを作成する流れ>
エクセルでグラフを作成するまでの流れを簡単にみていきましょう。
1.グラフの元となるデータを用意します。
2.グラフにしたいデータのセルを選択し、挿入タブからグラフの種類を選びます。
今回は、おすすめグラフの中から折れ線グラフを選んで作成します。
3.グラフが作成されます。
グラフを作るだけであれば、数クリックで簡単に作成可能です。1つのデータからさまざまなグラフが作成可能ですので、次からはグラフの種類別に作成方法を解説します。
<折れ線グラフの作成方法>
折れ線グラフはデータの推移を確認しやすいグラフです。簡単に折れ線グラフを作成する方法としては、挿入タブから折れ線グラフボタンをクリックすると、複数の折れ線グラフの種類から選択できます。
2-D折れ線グラフの標準を選択して作成すると、次の画像のような折れ線グラフが作成されます。
<円グラフの作成方法>
円グラフは全体のデータに対して各項目が占める割合を確認しやすいグラフです。簡単に円グラフを作成する方法としては、挿入タブから円グラフボタンをクリックすると、複数の円グラフの種類から選択できます。
画像の例では、3-D円グラフを選択して円グラフを作成しました。
円グラフにデータの内容やパーセンテージを表示したい場合は、グラフ右上の「+(プラス)」マークからデータラベルを選択し、その他のオプションをクリックします。
ラベルオプションの項目にチェックを入れると、簡単にデータラベルを追加できます。
<棒グラフの作成方法>
棒グラフは直感的にデータの比較ができるグラフの1つです。簡単に棒グラフを作成する方法としては、挿入タブから棒グラフボタンをクリックすると、複数の棒グラフの種類から選択できます。
画像の例では、2-D縦棒で棒グラフを作成しています。
棒グラフは種類が豊富で縦棒だけでなく横棒や3D、積み上げなどさまざまな棒グラフが作成可能です。最も利用頻度が高いグラフといえるため、さまざまな種類の棒グラフを作成してみてはいかがでしょうか。
また、棒グラフだけでなくエクセルで作成できるグラフはすべてデフォルトで用意された複数のスタイルを適用できます。グラフを選択した状態でデザインタブからグラフスタイルを選択すると、簡単にグラフの見た目が変更可能です。
ちょっとした変化でもグラフに対する印象は大きく変わるため、いろいろと試してみるとよいでしょう。
<複合グラフの作成方法>
複合グラフは関連する2つのデータを組み合わせたグラフです。それぞれのデータを見比べることに適しており、棒グラフと折れ線グラフを組み合わせて使われることが多いです。こちらも挿入タブから複合グラフボタンをクリックすると複数の複合グラフの種類から選択できます。
画像の例では、「集合縦棒-第2軸の折れ線」を選択して作成しました。
この他にも、エクセルではさまざまなグラフが作成可能です。おすすめグラフボタンをクリックしてから、以下の画像のように「すべてのグラフ」タブを選択すると、自由にグラフの種類を選べます。
グラフにしたいデータに合わせて、最適なグラフを選んで作成しましょう。
作成したグラフは後から編集できます。ここでは、特に編集することの多い箇所を中心に編集方法を解説します。
<グラフのタイトルを編集する>
グラフのタイトルを直接編集する場合は、タイトル部分をダブルクリックすることで編集が可能です。
また、セルの内容をグラフタイトルとして参照することも可能であり、その場合はグラフタイトルを選択した状態で数式バーに「=(イコール)」を入力して、参照したいセルをクリックします。
セルの内容をグラフタイトルとして参照する場合、グラフタイトルを直接編集できなくなるため注意が必要です。再度直接編集したい場合は、一度グラフタイトルを消すのが有効です。
グラフタイトルを消したい場合は、グラフの右上に表示される+マークからグラフタイトルのチェックを外します。
<グラフの凡例を編集する>
グラフの凡例は右上に表示される+マークから凡例にチェックを入れると表示されます。
凡例の表示位置を変えたい場合は、凡例の右に表示される▶マークから表示位置を指定可能です。
<グラフの単位を編集する>
グラフの単位を編集する場合は、編集したい軸を右クリックして「軸の書式設定」をクリックします。
画面右側に表示される軸のオプションから、軸の境界値と単位が編集可能です。境界値では軸の最大値と最小値が設定でき、単位では軸に表示される単位を設定できます。
それぞれの設定値の右側に表示されるリセットボタンをクリックすると、グラフが作成された最初の値にリセットできます。
<グラフの縦軸と横軸を編集する>
グラフの縦軸と横軸を編集したい場合は、グラフ内で右クリックして「データの選択」を選びます。
表示されたデータソースの選択画面で、項目の追加や行/列を入れ替えてグラフを作成できます。
縦軸・横軸の書式や目盛間隔、単位を修正したい場合は、それぞれの軸で右クリックして「軸の書式設定」から編集します。
<グラフの目盛線を編集する>
グラフの目盛線は、軸を右クリックして「目盛線の書式設定」から編集可能です。
目盛線の色やスタイル、太さ、透明度などが編集できます。
目盛線と同じように補助目盛線も編集できます。補助目盛線は目盛線の間に表示される補助的な目盛線です。目盛線・補助目盛線を消したい場合は「線なし」を選択すると表示されなくなります。
エクセルを使用した資料作りに、グラフは欠かせない存在です。視覚で直感的にデータを理解するために用いられるグラフですが、エクセルでは数クリックで簡単に作成できます。
エクセルで作成できるグラフにはさまざまな種類が用意され、折れ線グラフや円グラフ、棒グラフ、複合グラフなど作成する資料に合わせて最適なグラフが選択可能です。グラフは選択後も細かく編集できるだけでなく、デフォルトで用意されているグラフスタイルを活用すれば、より短い時間で見栄えの良いグラフが作成できます。
ぜひこの記事を参考にグラフを作成し、日々の業務に生かしてみてはいかがでしょうか。
※掲載している情報は、記事執筆時点のものです
執筆=太田 勇輔
ネットワークスペシャリスト、情報セキュリティスペシャリスト保有。インフラエンジニアとして、官公庁や銀行などのシステム更改をメインに10年従事した後、IT関連ライターとして活動中。プログラミング、ネットワーク、セキュリティなどの解説記事を中心に執筆している。
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