ICT用語集
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マルチタスク
マルチタスクとは、コンピューターが複数の処理を並行して行なうこと、またはそのような処理を可能にするコンピューターシステムのこと。
一度に複数のアプリケーションを起動し、並行して作業することができるため、効率よく作業を進めることが可能です。
マルチタスクの「タスク」とは、コンピューターがプログラムを処理する際の処理単位のことです。マルチタスクに対して、タスクの処理を1つずつ行なうシステムをシングルタスクと呼びます。
基本的にコンピューターはタスクを1つずつ処理していきます。マルチタスクも厳密には複数タスクを同時に処理しているわけではありませんが、それぞれのタスクを分割し高速で切り替えながら実行することで、並列処理を疑似的に実現しています。
マルチタスクには「プリエンプティブ方式」と「ノンプリエンプティブ方式」の2種類あり、それぞれCPUの処理の割り当て方が異なります。
プリエンプティブ方式では、OSがタスク制御を管理し、実行するアプリケーションを切り替えます。
それに対し、ノンプリエンプティブ方式では、1つのアプリケーションの実行中、他のアプリケーションの実行が制限されるという特徴があります。
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